2008年6月27日 15:30
○●

視界の端に入ると間違えてしまうぬいぐるみ達。

久しぶりの散歩です。

クンクン

やや
「クン・・・ック、届きません!」
南風
「ガンバ。」

やや
「よいっしょ!」ぼて

ハァハァハァハァ
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母が帰宅したので実家へ。
ガラリ

南風
「わ! ややこ、どうした!」

やや
「ママさんが『お疲れさまね〜。』って言ってくれたんです。」
南風
「うんうん。」

やや
「ホントにそうだなって思いました。」
南風
「お疲れさまね〜!」
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ややが困っています。そう、姪ちゃんが遊びに来たのです。
姪ちゃんは、おばあちゃん(南風母)が買ってくれたおままごとセットを広げて、キャイキャイと遊んでいます。

戸惑う猫、テーブルに乗る猫、テーブルを修理する猫。

奥の部屋に逃げたいけど、何も知らないチビを置いてはいけない、そんな事を考えているのかいないのか。
すると姪ちゃんが・・・
そーっとそーっと

ややの前に、おままごと道具を並べはじめました。

次々

次々と置いています。

そして少し離れて、ややを見下ろしています。

・・・

やや
(くろべぇ!)

知らんぷり。
実家の風呂掃除を終えて風呂場から茶の間へ来ると・・・

茶の間の座椅子にややがいました。座椅子は何故か風呂場の方を向いています。
南風
「ややこ、それ私がママさんの誕生日にあげた座椅子! 勝手に乗ったら怒られるよ。」

やや
「使っていいって言ってました。」
南風
「え、あ、そうなの? ならいいんだけどさ・・・」
座椅子の後ろをチビが駆け抜け、台所でご飯を食べ始めました。

やや
「こんどはあっちを監視しないと。」
南風
(それじゃぁ、私の風呂掃除も監視されていたのか・・・?)

やや
「よいしょ。」バタン

やや
「よいしょよいしょ。」グイグイ

やや
「よいしょっと。」
南風
「やや・・・何してんの?」

やや
「チビを見るのに、座椅子の向きを変えたんです。」
南風
「え・・・。」
やや
「これでゆっくり監視・・・」
チビ
「ごっそさま〜!」タタタタッ ピョ〜ン

やや
「あ・・・。」
・
・
・

ママさんが帰ってくると、ややはベッタリくっついて愚痴っていました。

チビが見ていることも知らずに。
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ややがネコジャラシ棒を持っています。

クイクイと振っています。
遊んでるにしては何か変だな・・・。

ああ! 猫を戯らして遊んでたのか!
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やや
「散歩、久しぶりです。」
南風
「チビに気を取られて、あんまり散歩の催促しなかったよね。」

やや
「そうでしたっけ。」

やや
「あら!? これは何です!?」
南風
「え?」

やや
「なんでこんな物で縛られてるんです!?」ガジガジ
南風
「・・・やや。いくら久しぶりだからって、リード忘れる訳ないだろう。」

やや
「そうですね。」

ゴロン
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南風
(そろそろあっちのチビをケージに入れてくるか。)

南風
「ヨレ、ちょっとお土産貰ってくるから留守番しててね。」

ヨレ
「うい〜。」
・
・
・

南風
「はい、ケージの扉閉めましたよ。今日もお疲れさまでした。」

やや
「小さい子は本当に大変です・・・。」

南風
「くろべぇなんかずーっと一緒にいるもんね。姿が見えなくなると鳴いて捜すし、あんなに心配性で面倒見がいいとは思わなかったよ。」

やや
「その全てをボクが監視してるんですよ。」
南風
「あ、そうか。ややが一番大変だよね。ありがとう。」

やや
「わかればいいです。」

南風
「くろべぇもありがと。お疲れ。」
くろべぇ
「ん。」

南風
「じゃね〜。おやすみ〜。」
・
・
・

南風
「ただいま!」
ヨレ
「遅かったじゃないか。」

南風
「これでも急いだんだよぉぉぉお。」キュ〜

ヨレ
「で、お土産は?」
南風
「あ!!! 忘れた!!!」

・・・

やや
「話は聞きましたよ。大変でしたね。」

カツラ
「どーって事ないわよ。」パパパパパ

カツラ
「うるさい男共が寄って来なくて清々したわ。」ぺろんちょ
やや
「お漏らししたとかしないとか。」

カツラ
「黙りなさいよ。」
カツラの避妊手術が済みました。経過も良好です。
実はいろいろありまして・・・私が飼い主さんに「置き餌は危ない」という話をしたタイミングが非常にまずかったんです。
その翌日からデリバリーがピタリと止まり、うちだけでなく周囲一帯の置き餌の痕跡がなくなりました。
その事に安心したのも束の間、カツラと父親代わりの茶虎刑事が食事を求めて出歩くようになり、最後の一匹ちゃんが放置される時間が多くなりました。
去年は長い事屋根の上にいたので心配いらなかったのですが、今年は既に庭まで出てきていたので・・・カツラを途中まで追って道端でウロウロしていたり、一人でお隣さんの敷地へフラッと入って出てこれなくなったりと、とても放っておけない状態になってしまいました。
雨の中かなりの時間放置されていた時に、見るに見兼ねて子猫を捕まえました。「里親がみつかるまで、どうか家の中に置いてくだせぇ!」と両親を拝み倒し、ナニオの事まで利用して、なんとか子猫だけ許可をもらう事ができました。
そんなこんなで親子を引き離す形になってしまいましたが、心を鬼にする間もなく・・・2日もするとカツラが発情し始めてしまいました。ビックリ仰天です。
急いで飼い主さんに知らせて、手術の許可の確認をして、病院の予約をしました。
子猫の方も、ワクチンに虫下しに耳ダニ掃除。ドタバタでした。
それで今に至ります。
子猫にはとりあえず仮名をつけ、里親がみつかるまでという事で実家に置いてもらっています。ネットで探す勇気はないので、今まで通り地味に。
この子がどんだけ可愛いか、3匹揃ってどんだけ仲がいいかのアピールは、絶え間なくし続けています。
こっちに転んだら、ちゃんと紹介します。

おっさんが珍しくパソコンをいじっています。釣り道具を検索しているようです。

ややこ、おっさんが要らない物注文しないように、しっかり見ててね。
何かカートに入れたら飛びかかるんだよ。
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南風
「ややこ、今日はちょっと一人で留守番頼むよ。」

やや
「くろべぇとどこに行くんです・・・。」
南風
「病院だよ。病院。首のとこの傷と禿を診てもらうんだよ。見学についてくるかい?」

やや
「あんなのボクが舐めて治します。」
南風
「そうね、首輪の跡だけだったら頼むね。」
・
・
・

病院で診てもらったところ、くろべぇの首の傷は、変型した首輪のパーツで擦ってできた傷だけ、皮膚の病気はないでしょう、という事でした。
気が付かなくてごめんね、くろべぇ。
・
・
・

家に戻ると、ややが果てしなくふて腐れていました。

悔しかったり心配したり、複雑な気持ちで待ってたんでしょう・・・。ごめんて。
ややはちょっとした段差の上を歩くのが好きです。

やや
「行きますよ。」
南風
「お気を付けて。」

やや
「わかってます。」

やや
「葉っぱを跨ぐ時が要注意なんです。」

ズルッ ぼて
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南風
「ありゃ、ややこ。そんなとこでどうしたの?」

やや
「なんでもありません。」

南風
「隠れてないで出てきなよ。どうしたの。」

やや
「なんでもないんです。」
南風
「本当?」

やや
「本当です。」

南風
「ならいいけど。」
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野暮用ついでに、ややの故郷へ行ってきました。

軒先でややのお母さんが雨宿りしていました。
濡れた毛を舐めるのに夢中で、いつの間にか至近距離にしゃがんで見ていた私にびっくりしていました。
中に入ると・・・

棚の一番上に巨大な猫がいました。
この顔どこかで見た事あるぞ・・・
この巨大猫はややの兄弟なんだそうです。そっくりです。
やや4人兄弟の中で一番大きくて威張っていた長男的存在とのこと。今でもややの1.8倍くらいありそうな体格です。全体的にでかい。

今は亡きお父さんと同じ「太郎」という名前をもらって、ネズミ番を引き継いでいるんだそうです。
誰も触らせてくれませんでした。
おじゃましました。

やや
「モフりますか?」
南風
「ん? いいの?」

やや
「いいんですよ。」ゴロッ

やや
「ああああ!」

やや
「お腹は嫌です。」グニー

やや
「やめてください。」

・・・

やや
「やめないでください。」
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南風
「ややこ。まだ寝てんの?」

やや
「なるようになります。」

やや
「ならないようにはなりません。」
南風
「そ、そうだね。」
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南風
「どうしてこうなったの。」

やや
「わかりません。」
チュー公竿、ややのリード、くろべぇのリードがこんがらがっています。

やや
「お願いします。」

南風
「お願いしますって言っても・・・」ちまちま
ちまちま ちまちま
ちまちま イライラ
イライラ イライラ

やや
「イライラしてもしょうがないですよ。」
南風
「わかってる!」
ちまちま イライラ

やや
「まだですか。」
南風
「あっち行ってなさいよ。」
・
・
・

チュー公竿の糸が竿に絡まっているのは無理でしたが、どうにかリードは解く事ができました。
南風
「やや! できたよ!」

やや
「そっち行っていいんですか。」
南風
「いいからおいでって。」
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ぽて・・・

スリスリ

ゴロン
南風
「ややこ、折角外に出たんだから・・・」

やや
「そうですねぇ。」

ジッ
南風
「ややこ、庭なら家の中からの方が良く見えるだろ・・・」

やや
「そうですねぇ。」
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そーっとそーっと・・・

静かに・・・

あ! 気付かれた!

しかし逃げるには少し遅かった。

観念しろ。
姪ちゃんは、ややを散々モフモフして、はしゃいで去りました。
南風
「偉いかったぞややこ。」

やや
「焦りました〜!」
↑これがデジカメ通算40000枚目の写真(40000.JPG)になりました。
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ややが母に腹を擦ってもらっています。母は背を向けて食事中。(左利き)

モフモフ

?

母が遠くのおかずに手を伸ばしました。

待ってます。

戻ってきました。

良かったです。
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南風
「また来たよ〜。」

やや
「いらっさいまし〜。」
南風
「お?」

南風
「なんだこれは。」

南風
(り、りんご・・・?)

南風
「こんな物どこから引っぱり出してきたの。まさかややこが作ったんじゃないんだろ?」
やや
「りんごです。」
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ぽてぽて

やや
「こんなのありましたか?」
南風
「これね、何故か毎年ここに生えるみたい。急に大きくなったね。」

やや
「すごいですね。」ぺたん
南風
「暑いね。」

そんなこんなで玄関前でゴロゴロしていると、父がくろべぇと一緒に出てきました。

直射日光への境界線を軽々と越え・・・

るかと思いきや、日陰の茂みへ。

クンクン
クンクンクンクンクンクン・・・

くろべぇ
「うん!」
南風
「?」

くろべぇ
「ゴー!」スタスタジリジリ
南風
(なんなんだ・・・。)
実家の母が帰宅すると、くろべぇが一人で出迎えしていました。それが嬉しかったのか、母が玄関先でくろべぇを褒めはじめました。
くろべぇをというより、くろべぇのシッポをべた褒めしています。
南風母
「くろべぇ、お前のシッポはいい形してるね〜。なんていい形なんだろう。ガチッと前向いて、いい物運んできそうな気がするよね〜。ホントにいい形だよ。」
普段くろべぇは、ややの代わりに注意を受けたりして、母からは褒められ慣れていません。つい先日も、玄関の赤い絨毯が白い毛だらけだったのに、「全く、くろべぇはやんなっちゃう!」と言われていました。
くろべぇは鼻の穴を膨らませながら、母のべた褒めを聞いていました。でも母があまりに褒めるので、照れくさくなったのか、スタスタと廊下の方へ行ってしまいました。
私が「ほら、急に褒めるからあっちに行っちゃったよ。」と行って、廊下の方を見ると・・・

くろべぇはギリギリシッポが見える場所で座り、クイックイッと得意気にシッポを動かしていました。
南風
「見てあれ! くろべぇすごく嬉しいんだよ! 言ってる事わかるんだから、ややの代わりに文句言ったりしないでよね!」
南風母
「おー! くろべぇのシッポはホントにいい